平成28年度
小圏域における在宅医療推進モデル事業

「がん終末期の方を支える在宅医療」の医療・介護の専門職による検討会(「自宅でずっと」ミーティング)を開き、チームの構築と、患者ご本人とそのご家族への支援段階に応じた各職種の役割を表したフローチャートの作成をしました。
在宅医療・介護推進チーム(イメージ図)
事業の流れ
時期 会議名
(参加者数)
主な内容
7月 キックオフ
ミーティング
(85人)
講演「Aging in Placeの実現を目指す地域包括ケアのまちづくり」
講師:東京大学高齢社会総合研究機構 木村 清一氏
グループワーク「各小学校区でがん終末期の方の在宅医療を推める上での課題」
8月 第1回
「自宅でずっと」
ミーティング
(116人)
顔合わせ
グループワーク「がん終末期の方の在宅支援」ケーススタディ
  • 事例を持ち寄り、うまくいった点や問題点等を出し合う。
  • 集まったメンバーが抱える課題をお互いに理解し、何ができるか、どのようなことを実施すれば在宅支援がうまくいくか、意見交換を行う。
9~10月 第2回
「自宅でずっと」
ミーティング
(139人)
グループワーク「がん終末期の方の在宅支援」フローチャート作成
  • 前回のケーススタディを振り返り、がん終末期の方の看取りまでの段階や場面ごとの各職種の役割などを、フローチャート案としてまとめていく。
11~12月 第3回
「自宅でずっと」
ミーティング
(168人)
病院医師からの症例発表、意見交換
グループワーク、フローチャート検討
  • 前回のフローチャートの検討を基に内容を精査するとともに、病院との連携、自治会などの地域住民や行政等に期待することについて話し合う。
    ※ 先進地区の「飯田庵原・高部」圏域は、「飯田庵原・高部地区モデル的圏域会議」の一コマを使い、フローチャートの検討を行う。
1~2月 第4回
「自宅でずっと」
ミーティング
(209人)
グループワーク「地域住民に協力してほしいこと」
  • 専門職が検討した地域住民に協力してほしいことについて、地域住民(自治会、地区社協、民児協)と意見交換を行う。
フローチャート完成、まとめ
※ 先進地区の「飯田庵原・高部」圏域は、「飯田庵原・高部地区モデル的圏域会議」を使い、フローチャートの最終確認を行う。
※「自宅でずっと」ミーティングの参加者数は、各圏域の合計。

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